節約、特に固定費の携帯代について考えていこうと思います。
スマートフォンの月額料金、もう少し安くならないかと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。特に、毎月の固定費はできるだけ抑えたいものです。ここでは、2025年7月29日時点の主要プランを基に、月3,000円以上の節約を現実的に目指せる、高齢者の方にも分かりやすい格安プランの徹底比較をご紹介いたします。ご自身の使い方に合わせた最適なプランを見つけて、賢くスマホ料金を節約しましょう。
タイプ別!あなたにぴったりの格安プランを見つける
まずは、ご自身のスマートフォンの使い方に合わせて、どのプランが最もお得になるかを見ていきましょう。
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通話が多い方(ご家族や仕事で長電話される方)
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Y!mobile がおすすめです。「60歳以上 通話ずーっと割引」を適用することで、“無制限かけ放題”が永年割引になります。データ容量はシンプル2 M(30GB)などから選べ、通話オプションの割引は「スーパーだれとでも定額+」が月1,100円引きとなります。全国にショップがあり、対面でのサポートを受けやすい点も安心材料です。
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データ使用量が少なめの方(月3~5GB以内)で料金を最優先したい方
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LINEMO ベストプラン が最適です。~3GBまでなら月額990円、~10GBまでなら月額2,090円と非常にリーズナブルです。オンラインで手続きが完結するため、手早く乗り換えたい方にも向いています。
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データ容量30GB程度を安く使いたい方
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ahamo の30GBプラン(月額2,970円、5分かけ放題つき)か、LINEMO ベストプランV の30GBプラン(月額2,970円、5分かけ放題つき)がコストパフォーマンスに優れています。どちらも必要なデータ容量を格安で利用できます。
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使う月と使わない月の差が大きい方(メリハリをつけたい方)
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UQ mobile トクトクプラン2 がおすすめです。~5GBまで月額2,178円、~30GBまで月額3,278円という段階制の料金プランなので、データ使用量にムダが出にくいのが特徴です。ご家族割やインターネット回線とのセット割の選択肢も豊富です。
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たまにしか使わない方やサブ回線として利用したい方
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povo2.0 が非常に便利です。基本料金は0円で、必要な時だけデータ容量を「トッピング」する形式です。例えば、3GBを30日間990円、20GBを30日間2,700円などで購入できます。こちらもオンライン専用のサービスです。
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楽天経済圏をよく利用し、ポイントを重視する方
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楽天モバイル(最強プラン) が良いでしょう。データ使用量に応じて料金が変動し、0~3GBは月額1,078円、3~20GBは月額2,178円、20GB以上は無制限で月額3,278円です。Rakuten Linkアプリを利用すれば、国内通話はアプリからの発信で無料になります。ショップも多く、サポートを受けやすいです。家族割適用時はさらに割引があります。
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主要プランかんたん比較表で一目瞭然
各社の主要プランを比較しやすいようにまとめました。
| 会社名 | 主なプラン・容量 | 月額の目安(税込) | 通話オプション | 備考 LINEMO ベストプランは、オンラインで簡単に手続きができます。
月3,000円以上の節約を実現する具体的なステップ
実際に月3,000円以上の節約を目指すための具体的な方法をご紹介いたします。
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いまの使い方を確認する
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まず、先月のデータ使用量と通話の回数・時間を確認してください。これにより、ご自身のスマートフォンの利用状況を正確に把握できます。その上で、上記の「タイプ別おすすめ」に当てはめて、最適なプランを見つけましょう。例えば、通話が多いならY!mobileの60歳割、データ使用量が少ないならLINEMO、30GB級のデータが必要ならahamoやLINEMO ベストプランVなどが候補になります。
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オンライン完結で一気に節約する
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LINEMO、ahamo、povoといったオンライン専用プランは、申し込みから開通まで全てオンラインで完結します。eSIMに対応していれば、最短で当日中に現在の回線から切り替えが可能ですし、手数料も基本的に無料です。手軽に節約を始めたい方には特におすすめです。
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セット割・家族割を活用する
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UQ mobileやY!mobileでは、ご家族で利用したり、特定のインターネット回線とセットで契約したりすることで、月額料金が大幅に割引されるケースがあります。楽天モバイルも家族割適用時の料金が用意されています。乗り換えを検討する際は、これらの割引の適用条件を必ず確認するようにしてください。
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通話が多いなら“無制限かけ放題”の実質コストを比較する
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通話が多い方は、無制限かけ放題オプションの料金を比較することが重要です。ahamoは月額1,100円の追加で無制限かけ放題を利用できますが、Y!mobileは60歳以上の方であれば、無制限かけ放題オプションが月額1,100円割引になります。月に20~30分以上の通話をされる方は、これらのオプションを検討する価値が十分にあります。
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節約インパクトの具体例
実際にどれくらいの節約が見込めるのか、具体的な例を見てみましょう。
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現在、大手キャリアのメインプランで月額7,000円~9,000円程度お支払いの方
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ahamoの2,970円プランに乗り換えることで、月々4,000円~6,000円の削減も現実的に可能です。これは大きな節約効果と言えるでしょう。
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通話が多くて、現在かけ放題オプションを付けている方
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Y!mobileの60歳以上割引を利用すれば、無制限かけ放題が月額1,100円引きになります。これにより、通話料の実質的な支出を大幅に圧縮できます。
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普段はほとんどWi-Fi環境でスマートフォンを利用している方
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**LINEMO(~3GB 990円)やpovo(必要な時だけトッピング)**に切り替えることで、月々3,000円以上の固定費カットが十分に狙えます。
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最新動向!プラン変更点もチェック
スマートフォンプランは常に進化しています。直近の主な変更点も確認しておきましょう。
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ahamo は、データ容量が30GBに増量されましたが、料金は据え置きの月額2,970円で、5分かけ放題も付帯しています。
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LINEMO は、「ベストプラン」と「ベストプランV」という体制に移行し、~3GBが990円、~10GBが2,090円、30GBが2,970円(5分定額つき)となっています。
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UQ mobile は、「トクトクプラン2」などの新プランの受付を2025年6月3日から開始しています。
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Y!mobile は、シンプル2 M/Lの容量改定が告知されていますので、契約の際にはベース料金や割引の条件を改めて確認することをおすすめします。
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楽天モバイル は、通常料金が従量制(1,078円/2,178円/3,278円)ですが、家族割適用時の料金も用意されています。
まとめ
スマートフォンの月額料金は、見直すことで大きく節約できる可能性があります。ご自身の使い方を把握し、今回ご紹介した各プランの特徴を比較検討することで、月3,000円以上の節約も夢ではありません。オンラインでの手続きに不安がある場合は、ショップでのサポートが手厚いプランを選ぶなど、ご自身の状況に合わせた選択が大切です。この徹底比較が、皆さんの賢いスマホライフの一助となれば幸いです。
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